オートキャンプとの違い
車の横に荷物を下ろすオートキャンプと違い、バックパッキングは一晩に必要なすべてを背負い、歩いて野営地まで向かいます。そのため道具を選ぶ基準が、快適さから重さとかさばりへと変わります。荷物が重いと歩くのが遅くなり、疲れやすくなり、疲れた体は踏み外しや道迷いといったミスにつながります。逆に、必要な物まで削れば、夜に寒さや雨で危険な目に遭います。バックパッキングを学ぶとは、結局のところ、何を減らし何を最後まで守るかを判断する力を身につけることです。
すべての荷物を背負って歩くバックパッキングは重さとの戦いです。荷物を減らす順番と、痕跡を残さない原則をまとめました。
車の横に荷物を下ろすオートキャンプと違い、バックパッキングは一晩に必要なすべてを背負い、歩いて野営地まで向かいます。そのため道具を選ぶ基準が、快適さから重さとかさばりへと変わります。荷物が重いと歩くのが遅くなり、疲れやすくなり、疲れた体は踏み外しや道迷いといったミスにつながります。逆に、必要な物まで削れば、夜に寒さや雨で危険な目に遭います。バックパッキングを学ぶとは、結局のところ、何を減らし何を最後まで守るかを判断する力を身につけることです。
泊まりの前に、同じくらいの距離の日帰り登山を何度かしておくと、自分の歩く速さと体力がわかります。初めてのバックパッキングは、歩く距離が短く、道がはっきりしていて、何かあればすぐ下りられる場所が向いています。歩いて入るキャンプ場や、車の近くにある野営地で練習するだけでも十分です。できればひとりより経験者と一緒に行き、出発前にコースと戻る時刻を家族や知人に伝えておきます。日が暮れる前に着けるよう、出発時刻には余裕を持たせます。
やみくもに軽い道具を買い集めるより、順番を決めて減らすほうがお金もかからず効果も大きくなります。
重さを削っていると、安全のための物から外したくなります。しかしこれらは「使わずに済むのが一番よい」物であって、なくてもよい物ではありません。山では天気が予報より早く変わり、日が沈むと気温が大きく下がります。
同じ重さでも、詰め方次第で感じる負担が変わります。寝袋のように軽くてかさばる物は下に、水や食料のように重い物は背中に近く、ザックの真ん中の高さに入れると、体が後ろに引っぱられません。雨具・行動食・地図などよく出す物は、上部や腰のポケットに入れます。寝袋と着替えは防水袋に入れて、雨にぬれないようにします。ザックの重さは肩より腰ベルトで支えると、長く歩いても疲れにくくなります。出発前に、荷物を詰めたザックを背負って近所を歩き、ベルトを調整しておきましょう。
バックパッキングは人の手があまり入っていない自然の中で過ごすため、過ごした場所を元の姿のまま残すことが基本の礼儀です。以下は、広く知られている「痕跡を残さない」考え方をまとめたものです。
洗い物の水や歯みがきの水をそのまま沢に流すと、水を汚します。洗剤はできるだけ使わず、食べる分だけ調理して汁まで残さないのが一番です。トイレは野営地の指定の施設を使い、使ったちり紙も土に埋めず持ち帰ります。食べ物のにおいは野生動物を引き寄せることがあるので、テントの中に食べ物を広げたままにせず、密閉袋に入れて保管します。沢の水は澄んで見えても、そのまま飲むとおなかを壊すことがあるため、沸かすか浄水してから飲みます。
国立公園や森林など保護が必要な場所では、指定場所以外での野営・炊事・火の使用を禁止していることが多く、規則は地域や時期によって異なります。出発前に管理機関の公式情報を必ず確認し、許可や予約が必要な場所かどうかも調べます。天気が崩れたり体調が悪くなったりしたら、計画にこだわらず早めに下山します。道に迷ったと感じたら無理に動かず、最後に確かだった地点まで戻るか、119番で救助を求めます。この記事は一般的な案内であり、現地の規則と管理者の指示が優先です。
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